2013年11月29日

サンケイコンテスト展受賞作品

先日行われた、(株)サンケイ主催「第16回トールペインティングコンテスト作品展」にて「隆徳貿易社賞」を受賞いたしました。
キャンバス地に描いた作品です。(横62p×縦83p)

<Kleine Blumen “小さな花達に想いを込めて”>

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聖書のみことば
「神のなさることは、すべてと時にかなって美しい」をドイツ語で書きました。
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「ビックリしましたよ!!」サンケイさん副社長さんにもこのように言われましたし、
確かに今になって何故コンテストなの・・・?と思われるとも思いました。

14年前13年前と自分でも驚くような素晴らしい賞をいただき、その翌年もカントリークラフト賞、
更には招待作家というかたちでも出品させていただきました。

これらを機に、雑誌や様々なお仕事をいただく事にもつながっていき今に至っています。


コンテストに出品するころには正直なところ自分でも、かなり心の葛藤がありました。

“以前に最高の賞をいただいのに、今回は落選するかもしれない、入賞したとしても何の受賞もないままで
会場に飾られ事も当然ながらあり得る”

この状況を何度も想像して、出品を辞めようかとも思いました。
やはりこれが人間の心理というものでしょう?本当に悩みました。

〜*〜*〜*〜*〜*〜
でも、その前にこの作品を描くには、ある思いがあるのです。
一昨年3か月をドイツで過ごした思い出をここに込めたかったのでした。

2年前のブログに書いたので覚えていてくださるかたもいらっしゃるかもしれませんが

デュッセルドルフの娘のアパートメントで暮らした3か月の思い出、

目をつむると今も鮮明に思い出す毎日歩いた通りやお店の事、

滞在中に一人で旅して歩いたドイツの各地、

その後間もなく娘がドイツに嫁ぐことになったドイツとの深いご縁…

などなど、沢山の思いを写真とは別にトールペイントでかたちにして残しておきたかったのです。

偶然いえ、神様の確実な導きで出会って通ったデコラティヴマーレライ
手法を自分なりにアレンジして新しい形にして描きました。
〜*〜*〜*〜*〜

描き進めるうちにふと、思いました。
“そうだ、もう受賞とかそうしたことは考えないことにしよう。
折角思い出をかたちにしたのだから、出すだけ、出してみよう。
もうそれで良いということにしよう!”と。

そしてこの度、台湾のクラフトの会社である隆徳貿易社さまが
お目に留めてくださりこの賞をいただいたのでした。

最終日、授賞式に日に初めて会場に行ってみると、あまりの力作ぞろいに本当に本当に驚きました。
皆さんがどれほどの努力をなさって時間とエネルギーを注ぎ込んで描かれたか・・・

そんな中で、私の作品が賞をいただけというのはうそのようだわ、と思ってしまいました。
だから、本当に感謝でいっぱいです。
今の私に一番ふさわしい賞として神様が下さった大きな恵みです。


授賞式の後のパーティでは、受賞者の皆様のトールへの熱い思いを伺う事が出来て
とても楽しく心暖まるひと時でした。

そして、何よりサンケイさんには、敬意を覚えるのです。
日本にトールを紹介して30年余り、ずっとトールを大切にしてこられた会社です。
トールペイントというクラフトも世の中の情勢同様に色々な時代を通ってきました。

けれどもそうした中でトールペイントを一筋に愛して大切に守ろうとしている
サンケイさんのお姿には、頭の下がる思いです。
パーティを通しても、直也社長さん初め奈々子副社長さん、そして社員さん全員の
暖かい姿勢が、その場に満ちていました。

私もトールを始めてから26年、もう体の一部になっています。
トールがあることで、どんなにか助けられてきたことでしょう。
沢山の出会いがありました。
優しくて素敵で大好きな生徒さん達ともトールがあったからこそ出会えたのです。

トールはもうこれからも一生の私の友です。
このホビーと出会わせてくださったのはサンケイさんです。
お世辞でもなんでもなく、心からサンケイさんに感謝でいっぱいです。

サンケイさんは仰いました。
「うちはゆっくりペースでしか進めないけれど、トールをずっと大切にしていきます!」
と。
私も同感です。そしてこのペースが大好きです。
追い立てられる事の多い現代社会で、こうした進み方があっても良いではないですか!
いえ、むしろヨーロッパ的成熟した大人社会の在り方だと思います。

長くなりました。コンテスト受賞のご報告でした。






posted by ERIKO at 12:10| Comment(4) | お知らせ
この記事へのコメント
o(^▽^)o\(^o^)/ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
おめでとうございますーーー
今までの作品たちも同じだと思いますが
色んな想いがこもった特に忘れられない大切な作品になられましたね!

私もトールがあったからこそ仲間と出逢い
えり子先生に出逢い今の自分が前を向いて居られています。

亀の歩みより遅いのんびりペインターではありますが、トールで楽しませてもらおうと考えています。

(≧∇≦)先生がお元気で楽しくして下さることが私にとっても元気の源デース

日本橋の三越、今回は行けませんが何やらとっても素敵なブースになりそうでまた様子を公開されるのを楽しみにしています。

Posted by ショコラ at 2013年11月29日 16:33
えり子先生おめでとうございます!
お話しには、聞いていましたが、私の想像を超える作品と作品への思い……
素敵です。
共感致します。
いつまでもいつまでも越川えり子で居て下さい。
(先生に対して失礼な言い方かもしれませんが、越川えり子先生は、私にとって【越川えり子】という憧れの世界と、いう意味です。ファンの皆様すいませんm(_ _)m)
Posted by yumi at 2013年11月29日 20:22
ショコラちゃん
沢山の嬉しいお言葉をありがとうございます。
こうしてショコラちゃんが、ブログを見ていてくださることや
暖かいお気持ちを込めてくださることこそが
私には元気の素ですよ〜

最近フェイスブックにコメント書くと、ついブログがおろそかにしがちなのですが
でも、ブログは気持ちを伝えることが出来るし、
やはりフェイスブックとは違う良さがありますね。
Posted by ERIKO at 2013年11月30日 20:08
yumiちゃん
ほめ過ぎで穴が有ったら入りたいくらいです〜〜

たまたまyumiちゃんがトールと出会う最初のきっかけが私のお教室だったとい事だけのこと!

その後、yumiちゃんは、着々とご自分の世界を作り上げていらっしゃるじゃないですか!?
Posted by ERIKO at 2013年11月30日 20:13
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