2011年06月12日

ティルマン・リーメンシュナイダーの作品

ロマンチック街道を行った時の最高の出会い。
それは「ティルマン・リーメンシュナイダー」の作品でした。
昨年ヴュルツブルクで見損なったのでとても残念に思っていたところでした。
他にどこにあるのか、調べてもこなかったので、
このヨーロッパバスに乗ったことで偶然出会えた大きな幸いでした。

指抜き博物館のすぐお隣にある小さな教会「ヘルゴット教会」のマリア祭壇
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レースのように繊細な美しい手の技。木彫りの優しさと真剣な職人技が無くては出来ない仕事です。
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そしてマリアの優しい表情と衣の柔らかい表現
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時間いっぱい、座っていました。

リーメンシュナイダーの事を少し
彼は彫刻家として工房を構えながらヴュルツブルクの市長も務めた人物ですが、
ドイツ30年戦争の時には市長でありながら農民の側に着いたということで、
後に捉えられて彼のいのちとも言える腕を折られてしまったのです。

すごい時代があったのですね。

ローテンブルクでも観ることができました。
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600年も前の彫刻に、現代の私が心を動かされるというのは本当に感動です。
「リーメンシュナイダーの彫刻は祭壇や教会建築の一部なのがほとんどなので
現地でしか観ることが出来ないから、行くことがあったら是非観てきなさい」
と、以前通っていた美術史の講義で聞いた言葉でした。

実物の素晴らしさは観てみないと実感できないので
訪れる機会がありましたら、街だけでなくて是非ご覧になることをお勧めします。
そして更に事前に少しお勉強してから観ると余計に、感動が大きい事と思います。
私は帰ってから、もう一度すっかり忘れてしまった美術史の講義の資料を
開いてみようかな?と思っているところです。
posted by ERIKO at 19:42| Comment(2) | 2011.4~7ドイツ暮らしを体験
この記事へのコメント
いいですね。本当に。

…ロマンティック街道の観光バスの運転手が、
勝手に、抜かして、ミュンヘンに向かった。
一人旅だったので、文句を言えなかった。

Posted by イエスちゃん at 2020年06月06日 23:31
イエスちゃんさん
コメントをありがとうございます。この記事は2011年に書いた物ですが、よくぞ見てくださいましたね。嬉しいです。
実は今年もドイツ3ヶ月滞在を予定していたのですが、残念ながら行く事が出来なくなってしまいました。
ドイツの交通機関は、意外といい加減ですよね。
列車が抜かされて、来なかったり、遅れる事は日常茶飯事、ホームがかわってしまったり。
ロマンチック街道バスも、2019年からは、大幅にな変更で、停まる所が少なくなってしまったようですね。
Posted by at 2020年06月07日 07:00
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