2011年01月10日

カフェ「グリーンシュタイドル」

王宮前のミヒャエル広場に建つ「カフェ・グリーンシュタイドル」
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政治や文学の舞台にもなった由緒正しきカフェです。
ウィーンッ子はそれぞれお気に入りのカフェを持っていて
決まってそこに訪れ、決まった席に着くのだそうですよ。
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物の本によるとウィーンのカフェの給仕さんというのは、
自分の仕事に大変に誇りを持っていて、
男性が生涯かけて従事するお仕事なのだそうです。
なじみのお客さまのお決まりの席、お好みの珈琲を
全て把握していて、黙って座れば注文を聞かなくても
いつもの珈琲やケーキを出してくれるのだとか…

しいては家族関係まで良く知っていて
“最近誰々は、元気か?”とさり気なく気を配ったりするそうな…
“詮索はしない、けれど、ほどほどに自分を知っていてくれる”
そんな居心地の良さなのでしょう。
ある給仕さんは1000人以上もの常連客を持っていると。

でも、これは本で読んだお話で
ガイドブックに出ているようなカフェでも、今もそうなのかは?です。
何と言っても混雑していますから。
むしろ路地裏の名もない小さなカフェの方が、
こうした伝統が残っているのかもしれない気がします。

と言うことでガイドブック片手の“観光客”である私達が席に着くと…
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ここからの眺めは、確かに贅沢。なんたってあのハプスブルクの王宮を眺めながら
一杯の珈琲をいただくのですから!!

甘いケーキなのに、甘い珈琲マリアテレジア(オレンジリキュール入り)です
これ、前回試してみて美味しかったので、甘さなんてなんのその!
アルプスの水をウィーンまで水で引いてきた
当時の皇帝のステイタスだという“お水に銀のスプーン”がお決まりです。
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ふと、周りを見渡すとオジサマが、
スプーンの上にお砂糖を“サラサラ、サラ〜、、、”と
乗せて3杯くらい入れていました。
ウィーンの方の甘い物好きは、筋金入りですね。

娘が注文した「ミルヒラームシュトゥルーデル」なんだか舌を噛みそうな
名前ですが、発音してみて下さい
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(本当に声に出してみた人、偉い!!笑)
冗談はさておき、これは初めての食感でとてもとても美味しかったです。
パイ生地にチーズを練り込んで焼いてあるものに
暖かいチーズ(甘くない)をかけてあります。

一杯の珈琲で何時間でも、新聞を広げたり、本を読んだり、
会話を楽しんだりするというウィーンの方達の
カフェの過ごし方。
観光客の私達は“さぁ、次はどこどこへ”と席を立ってしまうのですが
そうしたウィーンッ子の暮らしぶりに
“ゆったり”と過ごす生き方を学ぶ私でした。













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