2009年05月22日

ラウル・デュフィ展

三鷹市美術ギャラリーで開催中の「ラウル・デュフィ展」を観てきました。
とても好きな画家の一人です。
       stage-thumb-210x296-15.jpg

美しい色彩を背景に軽やかなタッチで描いた線を観ていると何かさり気ないBGMが聞こえてくるような気がします。
   RIMG0418.jpg

けれどもそのざりげない線が捉える表情は豊かで、馬・人・建物にどれをとっても、その場面に自分もいるかのような臨場感を味あわせてくれます。
馬を描いた線なんて動いているようです。
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美しく明るい色合いは、私の心を元気にしてくれます。

今回はリヨンの絹織物のデザインを手がけた際の下絵という展示もあって
“これはワンピースにして着てみたい柄!!”
      tuiowe.jpg
と絵の前で思いがけない感覚も味わいました。

パリ万博の際高さ10m×幅60mで描いたものを1/10の縮尺で再度描いたという「電気の精」
      new2190.jpg
大作の重さを感じさせない、デュフィらしい素晴らしい作品です。(写真は小さくて大作の臨場感ないですね)

戦争の時代を生きた画家でありながら、それでも
“人生の喜び”“生命の賛歌”を歌ったという彼の芸術に対する在り方が
観ている人に幸せ、喜びを与えてくれるのでしょう。好きです!!

印象派を脱し…云々、フォーヴィズムヘ…云々等々、美術のお勉的なことを踏まえて観ると別の鑑賞も出来るのでしょうが
私は、単純にデュフィの絵の前で“わぁ、綺麗な色、幸せ〜”
“パリの人の会話が聞こえてきそうだわ”なんて、お気楽に観るのが好きです。

シャガールと似ていると言われていますが、私は断然こちらが好き!
明るくて洗練されていて、どこかおしゃれなのです。

元々デュフィ展なるものはあまり開催されないので、それだけでも貴重ですが
今回は個人所蔵の作品が多く出展されいるので益々貴重です。
なのにガラガラでもったいない。

時々、至って稚拙でしかないこのブログなのに、それでも
「観ていますよ〜。そしてお奨めに行ってみたりしています」
という声をかけて下さる方が多いので驚いています。
でも、この展示会は、本当にお奨め(しつこい〜)
是非、いらして下さい。
posted by ERIKO at 10:28| Comment(2) | 美術のこと
この記事へのコメント
ようこそ、三鷹まで!(笑)
素敵な展覧会なのに、ガラガラなんですよね。
とってもゆったり見られるのでありがたいんですけれど、デュフィには可哀想…
ERIKOさんは、シャガールよりもお好きでしたか。
フムフム。
Posted by josh at 2009年05月22日 14:33
joshさん
いつも見ていて下さり、ありがとうございます。
三鷹は娘が住んで居りますので、遠いとはいえ少しだけ親近感です。

デュフィは、コアなファンが多いそうですね。
私はそこまでとは行きませんが。
シャガールは、民族的な背景もあるせいか、
見る際にはちょっと気合いが要る気がして。


Posted by ERIKO at 2009年05月24日 13:23
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